性嫌悪を抱えて

LGBTなどのセクシャルマイノリティにスポットが当たるようになって久しく、今まで一括りにされていた様々な性愛に名前が付いています。


性愛を抱かないセクシャルマイノリティも名前が付いていて、無性愛・非性愛がそれだと思います。


私はタイトルにもある通り、自分のことを「性嫌悪」だと認識しています。


他者に対して性欲を抱いたことがないという点では無性愛に分類されるような気もしますが、

私は「性欲を向けられたくない」「向けられた性欲に対する嫌悪感が強い」ため、無性愛・非性愛と名乗ることに抵抗感があります。


誰にも欲情しない、と、

誰からも欲情されたくない、は、やはりちがうと思うから。


他人の性愛を否定したい訳では無いのに、個人的に向けられた性愛を嫌悪することで、相手への否定に拡大解釈されてしまう点が、性嫌悪の大きなハンデだと思います。


「嫌い」のチカラはすごく大きくて、

「あの子好き」って声が聞こえても自分のことだとは思わない場合でも、「あいつ嫌い」って聞こえたら「自分なことかな」と思ってしまったり。


性愛を抱かないセクシャルマイノリティにも様々な人がいるし、「好き」だけじゃなくて「嫌い」と言うことに対するハードルも下がる日が来るといいなと思ってます。



拙筆ですが自己紹介代わりに。

不快に思われる方がいらっしゃったらすみません。